オカリナを吹く空想上の生き物が大好きな娘のために、昭和初期の電報を作成しました。
著作権的に問題がありそうなので、文字列は隠しています。
要するにこれは一般的な「昭和初期の電報」ということでご了承ください。
さっそく、セリフを言いながら、ぶっきらぼうに差し出してみました。
すぐに分かったらしく、ニコニコ受け取って嬉しそうにしてくれました。
折ってみたところ。差し出したシーンが、こんな感じ?
「報」の字が出ちゃっているのは失敗ですね。
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ところで、昭和30年代の電報。当然ながら、実際に目にしたことはありません。
少し調べてみました。
<参考>意外と覚えてない地図記号。なくなってしまった記号もあった!(エンジョイ・マガジン)
昭和60年の日本電信電話公社 の民営化(NTTの発足)に伴い、翌昭和61年に廃止されたとのこと。
映画では横線が少し斜めになっていましたが、地図記号はまっすぐ。
作った小道具では、地図記号の形を採用しました。(著作権に配慮する気分で)
「昭和 電報」などで検索すると、山のように画像が出てくるのですが、全部開いた状態です。
そういえば折った状態の電報って、映画の中で差し出されたものしか見たことがありません。
描かれている点線は、折り目なのか?3つ折り?4つ折り?よく分からず・・・。
見た限り、3つ折り?で、住所部分が外に出るように折られていたようなので、
見よう見まねで真似した次第です。
実ははじめに、アップのシーンだけを参考にこちら↓を作ったのですが
折ってみると↓謎の状態に。笑
でも、2才の子どもには大きな文字で分かりやすかったかな?
調べてみると、「電報折りたたみ機」なるものがあったようです!
郵政博物館、ソラマチにあるなんて知りませんでした。
学芸員さんに聞いたら、折り方も分かるかな?行ってみたい・・・
電報がひらがなになったのは、昭和63年だそうです!
あの姉妹がいい大人になるまで、カタカナのままだったんですね~。
<参考>電報の歴史(NTT東日本)
ちなみに、郵便のマーク〒は、逓信(テイシン)の「テ」がもとになっているって、ご存じでしたか?
郵便の歴史、面白いですね~♪
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こちらの「昭和初期の電報」のテンプレート(文字なし)を配布します。
文字は入っていませんので、両面印刷していただき、ご自身で好きな文字を書きこんでみてください!
・昭和初期の電報(854KB)
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